幻日環

幻日環は太陽を貫き、太陽と同じ高度を横に伸びる光の環が現れる現象です。太陽と同じ高度を通るので、太陽が低い場合には観測者を取り巻くように大きな幻日環が現れ、太陽が頭上にある場合には小さな環を描きます。

幻日と幻日環は名前は似ていますが、全く別の現象です。幻日環は白っぽい光の環で、幻日のように虹色になることはありません。また太陽と反対側に尾を引いた幻日を幻日環と勘違いしないよう注意が必要です。幻日環は内暈よりもさらに内側(太陽側)にも伸びて太陽を貫きます。

下の画像は2006年1月16日に現れた幻日環(大阪)です。幻日環が環のようにつながって見えるのは珍しく、幸運でした。一般には太陽の近くなど、幻日環の一部分のみが見える場合が多いようです。

内暈、幻日、幻日環
上部タンジェントアーク
パリーアーク
左の幻日、幻日環など
右の幻日、幻日環など
対角魚眼による
幻日環など
全周魚眼
幻日環、120度の幻日
対角魚眼による
幻日環
全周魚眼による
幻日環


2009年5月3日の午後、内暈(外接ハロ?)と同じくらいの大きさの幻日環が現れました。淡い幻日環でしたが知恵の輪のように暈と繋がり、その後には環水平アークも加わりました。(撮影は対角魚眼レンズによる。大阪)

幻日環と外接ハロ
幻日環と外接ハロ
幻日環と外接ハロ
と環水平アーク
幻日環と外接ハロ
と環水平アーク


2010年2月17日のお昼過ぎに幻日環が現れました。幻日環と言えば2006年1月16日に素晴らしい光景を見ることができたのですが(画像はこちら)、 そのときに比べると今回はずっと淡く、幻日環自体もピンボケのようなはっきりしない印象でした。


内暈、幻日、幻日環
上部タンジェントアーク
左の幻日、幻日環
上部タンジェントアーク
対角魚眼レンズ


2014年5月4日の午後、南西の地平線近くに環水平アークが現れ、その後に天頂付近に幻日環が現れました。淡い幻日環でしたが何とか全周つながり、120度の幻日も見ることができました。

内暈、幻日環
120度の幻日
13時52分頃
14時47分頃



2004. 2.24
2004. 2.24
2009. 1.20
2012. 3. 1
2012.10.13
2014. 1.14
2014. 1.14
2014. 4. 2
2014.10.10