環水平アーク

環水平アークは太陽が見える方向の地平線近くにほぼ水平の虹が見える現象です。上空の雲に含まれる氷の結晶により、太陽の光が屈折することによって起こります。太陽高度が58度以上の場合にのみ現れるので、真冬のように太陽が低い時期に見えることはなく、夏場のお昼前後を中心に太陽が頭上高く昇るころに現れます。

環水平アークは視界に入りやすいので見つけやすく、明るく鮮やかに見える場合があるのでよく話題になります。これに対して環天頂アークは頭の真上近くに現れるのでなかなか気づきません。

色の並びは上(太陽に近い側)が赤で、環天頂アーク(下が赤)とは逆になります。環水平アークはその形状から水平環、水平弧などと呼ばれることもあります。

内暈(日暈)と環水平アークが同時に現れると太陽を二重の虹が取り囲むように見えるため、環水平アークを外暈と勘違いすることがあるので注意が必要です。外暈がはっきりと見えることは非常に稀なので、太陽の下側を二重の虹が取り囲んでいるようなときは、たいていは環水平アークだと思われます。また報道等では彩雲と称される場合も多いようです。

環水平アーク
同  上
同  上
同  上
太陽、内暈と
環水平アーク
幻日環、内暈と
環水平アーク
環水平アーク
内暈と
環水平アーク
環水平アーク
環水平アーク