虹の入江


虹の入江は月面の北西部に位置する大きな半円形の地形で、直径260kmのクレーターに溶岩が流れ込んでできたと考えられています。半円形の部分はジュラ山脈で東端と西端はラプラス岬とヘラクレイデス岬と呼ばれます。
虹の入江は月の周縁部に位置しますので、秤動の関係で見かけの形はかなり変化します。きれいな半円形に近く見えることもあれば、かなりつぶれた楕円形のように感じることもあります。虹の入江はLunar100の14番です。

2016. 8.25  ミューロン250 レデューサー併用  ASI 120MM-S クリックすると大きな画像が表示されます。
2016. 8.25  ミューロン250 + 笠井1.5倍バロー  ASI 120MM-S クリックすると大きな画像が表示されます。
虹の入江の内部は溶岩で満たされているために平坦ように感じられますが、気流が良いときにはたくさんの小クレーターを見ることができます。どれくらいまで撮影することができるか、かぐやの映像と比べてみるのも興味深いように思います。 Link


虹の入江が夜明けを迎えるころ、入江周辺の高い山脈の部分にのみ光が当たり明るく輝きます。まだ入江の周辺は真っ暗で、まさに夜空にかかる虹のように大きなループを描きます。(2015. 3.30  ミューロン250 + レデューサー + ASI 120MM-S)
同じ構図の画像を2011. 5. 7のLPODに掲載していただきました。 Link